歯は小さいですが、でもその中に複雑な構造があんります。
歯の構造ではじめに思いつくのは、白い部分の組織ですよね。まず、白いの部分を紹介します。あの白い組織はエナメル質といって、人の体の中で最も硬い組織です。エナメル質の構成成分のほとんどが、無機質のヒドロキシアパタイトであり、ごくわずかに有機質のエナメルタンパク質を含みます。エナメル質があるこそ、硬い食べ物でも安心に噛みます。
そして、歯は目で見ることのできる歯冠と目で見ることのできない歯根とで構成されています。歯冠には、一番外側にエナメル質、その内側に象牙質があります。象牙質という組織は、歯の主体的な組織で、歯の主体となる組織であり弾力性がある硬組織です。
歯髄は、歯の最も内部にある組織です。歯髄は歯の感覚を担ったり歯に栄養を与えたりする組織です。歯が口の中にいる細菌によって虫歯になると、歯の内部に細菌が侵入し、その細菌は歯髄にまで到達します。この時、歯髄は細菌によって炎症を起こますが、これによって「歯が痛い」と感じることになります。
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