唇と舌の関係は深い
唇と舌の関係は深い。ゆえに唇を鍛えても舌が口蓋にくっつき始めるし、逆に舌を鍛えても唇の締まりは良くなる。
さて、この関連について医学的理由は不明ながら、生理的には当然であることに気がついた（今頃気がつくなんて我ながらアホである）。
例えば「あ～」と言うときは口を大きく開くが、そのときの舌は下がっている、「い～」と言うときは上唇と下唇が伸ばされる、すると舌は上がっている。このように、発音の時の上唇の動きと舌の動きは生理的につながっているのである。ということは唇を動かす「あいうべ体操」は同時に舌の体操をしているということにもなる。
また小学校での合唱の時間も同様な効果があると考えられる。（より効果があるように、口を大きく動かすことと顔をやや上に向けることを指導してもらいたいと願う。コントラハンドピース
なお、舌をしっかり口蓋にくっつけて食べるゼツダイエットは、それによって上唇が伸ばされ口唇閉鎖力が高まり、口の中の食べ物を撒き散らすという粗相がなくなる。だから舌を持ち上げて食事をするという行為は理にかなっているのである。
