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不眠症について

 


 「なかなか寝つけない」
 
 「夜中に目が覚める」

 「あまり眠れなかったことを気にし始めると気分がネガティブになり、どんどん眠れなくなる悪循環に陥る」

 以上不眠体験あるなら不眠症になるかもしれません。

 不眠症とは、入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が1ヶ月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下などの不調が出現する病気です。

 日本人を対象にした調査によれば、5人に1人が睡眠問題で悩んでいます。不眠症はよくある普通の国民病なのです。

不眠の原因はストレス・こころやからだの病気・クスリの副作用などさまざまで、原因に応じた対処が必要です。

    1.  急激な環境の変化

 進学や就職、転勤や引っ越し、結婚など、家庭や職場での急激な環境の変化は、ときに大きなストレスを生み出し、不眠の原因となります。

    2.  睡眠環境の悪さ

 部屋の温度や湿度が高すぎたり、低すぎたり、あるいは部屋が明るすぎたり、音がうるさかったりすると、なかなか眠りにつけず、快適な睡眠が得られません。

 3. 生活リズムの乱れ

 朝寝坊や長い昼寝、夜更かし、不規則な勤務形態など、昼と夜の区別がない生活は不眠を引き起こしやすくなります。さらに運動不足や、寝る前の過度の飲酒・喫煙も不眠の原因となります。交替制勤務や時差などによって体内リズムが乱れると不眠を招きます。

 4. 薬や刺激物

 治療薬が不眠をもたらすこともあります。睡眠を妨げる薬としては降圧剤・甲状腺製剤・抗がん剤などが挙げられます。コーヒー・紅茶などに含まれるカフェインは利尿作用もあり、トイレ覚醒も増えて、安眠を妨げます。
 
 
 
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