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歯周病の種類

 

    歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。歯周病は、歯肉炎、慢性歯周炎、侵襲性歯周炎、難治性歯周炎に分けられます。


 歯肉炎

 最も代表的な歯周病の種類の一つが歯肉炎です。歯肉片縁に付着したプラークにより,歯肉に炎症が起こった状態です。この段階では歯槽骨が溶けていることはなく、的確な初期治療で完全に治癒します。しかし,放置すると歯槽骨が溶かせれ始めていく歯周炎に発展してしまいます。


 慢性歯周炎

 慢性歯周炎はプラークが原因で起きた歯肉炎がさらに進展したもので、歯根膜や歯槽骨に波及し、組織の破壊が起こっているものです。初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行するにしたがって、「歯茎の腫れ」、「膿が出る」、「歯のぐらつき」がみられます。


 侵襲性歯周炎

 侵襲性歯周炎は、別名若年性歯周炎とも呼ばれています。侵襲性歯周炎に関しては20代以下の若年層に多発します。自分は若いからまだ大丈夫などと、過度な自信を持たないことです。発症しやすい位置としては前歯や一番前の奥歯の周辺に起こりやすく、急速に進行していくことも大きな特徴となります。


 難治性歯周炎

 難治性歯周炎は組織の破壊が著しく、治療が困難になることがあります。


 歯周炎も早期発見が重要です。適切な治療を受けることや、毎日の丁寧なブラッシングを行うことによって、歯周病の進行や悪化を抑えることができます。歯の健康ためにも、一年に1~2回は検診を受けておくとよいでしょう。

 

 

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