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口臭の種類によって治療する

 

    口臭はいつも困る問題で、特に何の自覚もないのに他人から口臭を指摘されるようなことは一番気まずいと思います。でもちゃんと習慣を改善したり、歯を正しく磨ったりしれば、口臭の予防と治療することはできます。


 口臭の主たる原因は揮発性硫黄化合物(VSC)という物質です。口の中にいる嫌気性菌という種類の細菌が、タンパク質やアミノ酸を分解してVSCという物質を作ります。VSCは舌の上で最も多く作られます。これは舌に白い苔状のものが付着するためです。口臭はVSCが増える原因により生理的口臭あるいは病的口臭に分けられます。

    生理的口臭

    朝起きた時やお腹がすいている時、緊張して口の中がカラカラになったときなどに、口臭が強くなります。この場合は、VSCが増える生理的口臭です。本人が気が付くことは少なく、歯磨きをしたり、水分を多くとることで臭いが弱まります。

    病的口臭

    病的な原因で口臭が発生する場合、その理由のほとんどは口の中にあります。具体的な病名としては、歯周病、虫歯、歯垢、歯石、他の病気の影響による唾液の減少、入れ歯の手入れ不足などがあげられます。

 このような原因の場合は、歯磨きをしても改善にはつながりません。病院にかかることをお勧めします。定期的に歯科に通うなど口腔内の手入れをすることで口臭を防ぐことが可能になります。
 
 
 

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