虫歯は一般的によくみ見られる病気です。日本では、食生活の変化とともに多くの人が罹患するようになっています。
虫歯はいったい何でしょうか?虫歯は、口のなかにいる細菌、砂糖を含む食物、虫歯になりやすい歯質、の3つの要因が重なって発生します。とくに、食事後に歯に付いた食べカスをきちんと取らないで放置しておくと、その食べカスが細菌といっしょにプラークになります。
プラークは歯の表面に付着して、この中に虫歯菌が住んでいます。虫歯菌は食べたり飲んだりしたものの中に含まれる、炭水化物や糖を利用して歯を溶かす酸を作ります。この酸が歯の表面を溶かします。その酸が歯を溶かし、排泄物はプラークと言われる歯垢をつくります。そのプラークが歯のまわりにまとわりつき、さらに虫歯菌がつきやすくなります。その悪循環が繰り返し起こり、歯が溶けて虫歯になるのです。
自分が痛みを感じなくいつの間にか虫歯になる人が多いです。それは、虫歯が歯の最表層にあるエナメル質で留まっている間は痛みはありません。なぜなら、エナメル質には痛みを感じる組織が備わっていないからです。しかし、虫歯がエナメル質の真下にある象牙質に進行すると痛みが生じます。象牙質に続いて、虫歯が最も内部にある歯髄に進行すると強い痛みを感じます。だから痛いと思う時は、もう非常に虫歯になるかもしれません。少しでも痛みを感じることがあれば、ただちに歯科医院に行くべきです。
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