歯の汚れには食べカスのほかに歯垢、歯石、着色汚れの3種類があります。汚れが歯についたから、見た目が悪くなるだけでなく、虫歯や歯周病を引き起こされる可能性が大きいです。毎日のケアが大切となります。
『歯垢』
歯垢とは、細菌と代謝物の塊です。歯の表面に付着して白色または黄白色のネバネバした物質です。ちゃんとブラッシングしないと、細菌の作り出す酸や毒素が虫歯や歯周病の原因となります。ですから、毎日の歯磨きをして取り除くことが大切です。
『歯石』
歯石とは歯垢が硬なったものです。歯磨きで磨き残した歯垢が、唾液の中のカルシウムやリン等が沈着して石灰化したものです。歯周病を悪化させる原因となります。歯石が一旦形成になると、自分に歯磨きで取り除くことができません。歯科医院で専用の歯科器具を使って取ってもらう必要があります。
『着色汚れ』
タバコのヤニや紅茶、コーヒー、赤ワイン等に含まれる色素が歯の表面に付着すると着色汚れになります。それは歯のくすみや黄ばみの原因となります。歯磨きするとき、ホワイトニング用歯磨き粉を使ってください。ホワイトニング用歯磨き粉が汚れを浮かす成分があり、効率的に着色汚れを取り除きます。