唾液は私達にとって最も重要です。唾液の分泌される量は気温、湿度等の環境によるもの、緊張やストレス等によって変化します。また、時間帯によって大きく異なり、朝起きた時、唾液の量が最も少ないことが分かっています。じゃ、唾液が少ないの原因はなんでしょうか。
緊張やストレスによる唾液が減少:通常のサラッとした唾液の分泌は自律神経の副交感神経によって促進されますが、緊張やストレス状態では交感神経が優位に立つので、唾液の量も減少になります。
加齢による唾液が減少:年を取ると歯が弱くなったり、噛む力が弱くなり唾液の量が少なくなります。また、年をとると持病が増えるため薬を多く服用します。薬剤の副作用で唾液が減少することも考えられます。
口呼吸による唾液が減少:常に口を開ける口呼吸をすることで口が乾燥します。なぜでしょうか?口呼吸では呼吸のたびに口の中の唾液が蒸発します。
薬の副作用:自律神経、睡眠剤、高血圧の薬などを飲むと、唾液の分泌が抑えられることがあります。唾液の量を少なくしてしまう副作用があります。