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犬歯で起こる3つのトラブルと治療法

 

 

犬歯が尖っていて唇を噛む

犬歯は円錐形で先端が尖っていて、歯並びのカーブする位置にあるため唇が引っかかったり、噛んだりしやすい歯です。頻繁に唇を傷つけてしまうと唇が硬くなったり、形が変わってしまうこともあります。

治療法

噛み合わせを確認しながら尖っている部分を丸めます。犬歯は噛み合わせで重要な歯です。むやみに削ることはできませんが、噛み合わせに影響しないように唇を傷つけてしまうような尖った部分を削って丸めます。また、歯列矯正にて歯並びを改善することによって犬歯の引っ掛かりなどを防ぐことができます。ハンドピース

犬歯がすり減っている

 歯ぎしりやくいしばりなどが強いと犬歯がすり減ってしまうことがあります。多くの場合犬歯だけでなく他の歯もすり減ってきます。すり減りが強いと歯が欠けてしまったり、歯が短くなったり、歯の神経が出てきてしまうこともあります。

治療法

歯ぎしりが強い方にはマウスピースの使用をお勧めします。これ以上犬歯がすり減らないようにします。噛み合わせに影響が出ているようであれば金属やセラミックのキャップなどですり減り部分を覆うこともあります。

犬歯が顎の中に埋まっている

犬歯が顎の中で埋まって生えてこないことがあります。生えてくるときに他の歯にぶつかって生えてこなかったり、顎の骨とくっついてしまい生えてこないことがあります。

治療法歯科用タービン

犬歯を部分矯正で動かしてみます。動くようであればワイヤーやゴムなどを使って顎から犬歯を引き上げます。動かない場合は抜歯をする場合もあります。

左の犬歯は完全に生えているのに、右側の乳犬歯は残ったまま永久歯と生え変わりません。レントゲンと撮ってみると犬歯が顎の中で止まっていました。

 

 

 

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