インプラント矯正とは、歯科材料で作った人工歯根をアゴの骨に埋め込むインプラント技術を活用して行われる、新しい歯の矯正方法です。船のアンカーのように、インプラントを支点として矯正したい歯をひっぱるので、通常のブリッジなどの矯正より短期間で確実に矯正できると言われています。
矯正用インプラントは一般的な歯科用インプラントとは違い、長期間使うものでも、噛むためのものではありません。そのためインプラント自体は長さは10mm程度、太さは1.5〜3mm程度の小さなインプラントを使用します。
インプラント矯正を行うことによって、今まで抜歯しなければいけない歯並びの矯正を抜歯せずにできたり、治療期間を短くしたりすることができます。
インプラント矯正のメリット:
1. 治療期間が短くなる事が多い。
2. 矯正歯科の治療上、症状によっては取り外しの装置等を使って頂く事もありますが、こういった患者様のご協力が最小限ですみます。
3. 抜かない治療の幅が広がります。
4. 外科手術が適応の場合でも手術なしでの治療が可能な事があります。
インプラント矯正のデメリット:
1. インプラント矯正をするにはインプラントを埋め込む手術を受けることが不可欠となります。
2. 骨がしっかり成長した16歳以上と年齢制限もあり、誰でもできるわけではないので、まずは気になるクリニックで扱っているか確認することが大切です。
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