キシリトールガムで口臭・虫歯を予防できる
現在、キシリトールガムを食べる人が増えています。コンビニに行くとレジの近くに、必ずキシリトールガムが陳列されていますね。皆さんもTVのCMを見たことがあったり、だが、キシリトールガムで口臭・虫歯を予防できるのは本当ですか?
キシリトールガムの主成分「キシリトール」は、糖アルコールの一種で、5個の炭素を持つ甘味炭水化物です。この甘味炭水化物である「キシリトール」の仲間には、ソルビトールやマルチトールなどがあり、多くの食品に甘みを加える目的で使用されています。
口臭は起床時や空腹時、緊張したときにきつくなります。実際、起きたとき、口が乾燥しているという人は多いと多いと思います。唾液が出ないということは、口の中の菌がどんどん増殖していきます。
キシリトールガムを噛むと、唾液の分泌を促し、ガムに菌が付着してくれますから、菌の減少につながります。
虫歯とは、ミュータンス菌に代表される虫歯の原因菌が酸を産生し、歯が溶け出す現象です。菌は糖分などの栄養を分解して酸を作り出しますが、キシリトールでは酸が作られません。
キシリトールを噛むと、ミュータンス菌は代謝障害をおこします。ミュータンスは代謝障害を起こすと、菌を増やすことができなくなるので、ミュータンス菌が増えるのを防ぐことになります。
また、キシリトールは砂糖と同じ甘味を持つため、口の中に入ると味覚を刺激して唾液の分泌を促します。さらにキシリトー」入りのガムを何回も噛むことで唾液腺が刺激されて唾液の分泌量が増え、唾液の働きが強くなります。
唾液には自浄作用といって、口の中をある程度洗い流す作用があります。そして、歯垢を着きにくくする効果と、はがれやすくする効果があります。さらに、歯の「再石灰化」を促す働きもあります。
ここで皆さんに自分で虫歯を诊断できる虫歯診断装置をお勧めます。簡単な操作すると、自宅で虫歯を判断できます。
虫歯予防を考えると、色々あげられますが、あなたもよく知っていて手軽に予防できるのが、キシリトールガムを噛むことをおすすめします。