朝、歯磨きをしているとよく「オエッ」とえずいてしまうということはありませんか。。吐き気のせいで歯磨きをするのが辛いと感じる人もいますが、これって病気が原因なのでしょうか?
これは「嘔吐反応」と呼ばれるもので、人間の生理的機能です。たとえば、風邪をひいてお医者さんにかかると、口を開けて喉の奥のほうを、器具で押さえられると、このとき咽頭が刺激されて吐き気をもよおした経験のある方もおられるのではないでしょうか。
人によって咽頭反射が強い、弱いの個人差が大きいのです。嘔吐反射が強い人は歯磨きでブラシが奥に達していなくても、この生体反応を起こして吐き気を催してしまう事があります。
生まれつき嘔吐反射が強い人,弱い人といるのですが、嘔吐反射はクセになりやすいものなので、くり返していると反応が強くなるので注意が必要です。
歯磨きでの吐き気の対策:
◆歯ブラシを変える
歯ブラシのヘッドがなるべく小さ目のものにするとある程度ですが嘔吐反射を感じにくくなります。
◆歯磨き粉を変える
歯磨き粉が原因で吐き気を感じてしまう人は意外と多いです。香料が強い歯磨き粉は嘔吐反射を起こしやすいので、なるべく刺激の弱い歯磨き粉を使用しましょう。
◆喫煙を控える
タバコに含まれているニコチンには催吐作用があり、喫煙者は喉が過敏状態になっているので吐き気を催しやすいです。
◆ストレスの解消
ストレスや疲労など精神的なことから、身体に不調がみられる場合も嘔吐反応があります。この場合、生活習慣の見直しなど、睡眠、食事における栄養バランスなどに気をつけてみることも大切になります。
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