舌の病気
舌の病気は炎症に起こる場合が多くあります。ありがちなのは舌苔、舌痛症、白板症、味覚障害など病気です。
「舌苔」
その中に舌苔がある人は一番多いですね。舌の表面に白色または黄褐色、または黒色の苔状ものが見えます。そこで細菌や食べカス、死んだ白血球などの集まりです。また、舌苔は口臭の元ですが、歯を磨く際には舌も一緒に磨くようにすると口臭の予防に効果があります。
「舌痛症」
舌がやけどをしたようにヒリヒリして痛く、特に眠る前にひどくなることがあります。舌の先端や縁が特に痛みます。外見的には異常がないのに、これは舌の神経痛のような病気です。主な原因はストレスだと言われていますが、唾液の分泌が減少することにより発症するという説もあります。
「白板症」
白斑症は舌に白い斑点が出現する後天性の皮膚病の一種で、「白なまず」と呼ばれることもあります。原因ははっきりとは分かっていませんが、色素を産生するメラニン形成細胞が傷害される自己免疫疾患ではないかと考えられており、機械的刺激や遺伝などによっても起こると言われています。
「味覚障害」
味覚障害にかかる方はさまざまで、食べ物の味が薄くなった、味が全く分からなくなった、口の中には何もないのにいつも苦い味がする場合もあります。味覚障害の原因には亜鉛の欠乏、神経障害、全身疾患(糖尿病・貧血・肝機能障害など)、タバコ、口内炎、乾燥、ストレスなど様々なものがありますが、検査をしても原因が特定できないことがしばしばあります。