上記3と似たような故障の原因として、洗浄物を入れるバスケットなどを使わずに、そのままビスなどを洗浄板においてしまうケースがあります。超音波振動子は、振動しようとして一生懸命動いているのに、板がビスの重みで動かないという状態になると、振動子が破損してしまいます。必ず、ワークの種類によって適切なカゴなどをご用意ください。
溶剤に対しての対策は行っていない超音波洗浄器が有ります。
洗浄槽内に入れる液体は水を基本としています。水以外の場合は、ビーカーなどに入れて使って下さい。
ご注意:
※ホース、パッキン、その他の電子部品などが破損し、最悪は、修理不能になってしまいます。
※装置組込みなどの装置は、材料特性などを考慮し、対薬液のあるパッキン、振動板などを利用しています。
6、水が嫌いこと
超音波洗浄器の水交換がめんどくさいので、超音波洗浄器をシンクに入れ利用していて、電源が破損します。
当然、シンクに入れる構造にはなっていませんので、水の中や水がかかる場所には置かないで下さい。又電気を使っていますので、感電の恐れもあります。生命の危険もありますので、設置場所には気をつけてください。
ご注意:
濡れた手で電源の抜き差しを行う方もいますが、大変危険です。必ず超音波洗浄器を触るときは、手を拭くようにして下さい
7、振動板は消耗品
超音波洗浄器の振動板(水槽)は、超音波のキャビテーションによって削られて来ます。装置組込みタイプなどは、振動板は、破損するものと考え、特注振動板などは、アフター用も一緒にご注文されることをおすすめします。
ご注意:
特注板は材料を切り出すところからはじまりますので、納期がかかり、生産ラインに入っているものは、かなりの期間ラインを止めることになります。
8、洗净力が落ちたこと
洗浄能力が落ちたかどうか確認する手段として、目視チェックに頼っていませんか?超音波音圧計は、日常管理の目安になる相対値管理を行う為の機械です。いきなり設定レンジが変わったら、故障の可能性大です。
ご紹介が以上になります。
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