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子供の床矯正の手順

 

 

矯正や歯並び相談

子供の歯並びが心配な方は歯医者や矯正専門医に歯並び相談に行ってください。矯正治療の適切なタイミングを教えていただけます。子供は成長によって噛み合わせや顎の形が変わります。かかりつけの歯医者で定期的に歯並びや噛み合わせまで診てもらえば、矯正治療の正しいタイミングを教えてもらえます。

矯正検査

矯正治療を開始する前に矯正検査が必要になります。歯や顎、顔の形の写真やレントゲンを撮影し、現在の噛み合わせの状態を確認します。また、成長を確認するためにCTレントゲンや手のレントゲンを撮影することもあります。

矯正診断歯科タービン

矯正検査を元に治療計画を作り、説明します。床矯正でどこまで治療が可能かなど詳しく説明を聞いてください。また、検査結果によっては矯正相談の時に話した内容と変わることがありますし、子供の成長の仕方によって矯正診断内容自体が変わってしまうことがあります。

歯の型取り

床矯正の装置を作るために歯の型取りを行います。粘土のような印象材(いんしょうざい)というもので上下の歯型を取ります。少し苦しい時もありますが、頑張ってもらいます。

床矯正装置の装着

出来上がってきた床矯正の装置を口の中に合わせます。初めは話しにくかったり、違和感がありますが、多くの方の場合2週間程度で慣れてきます。慣れてきたら拡大するネジを指示通りの日程で回転していきます。

床矯正装置の調整歯科 光重合器

床矯正は月に1回程度調整が必要です。顎を広げていくと前歯に隙間ができます。床矯正を削って開いた隙間を閉じるようにします。また、乳歯の交換などの際も調整が必要になります。調整期間が開きすぎないように、定期的に歯医者に通うようにしてください。

永久歯への交換待ち

顎が必要な量広がってきたら、戻らないように床矯正を固定し、永久歯への交換を待ちます。また、別の矯正装置へ変更する場合もあります。

床矯正の終了

矯正治療の終了は12歳臼歯が全て生え揃い噛んでいることを確かめてから、定期的な観察へと移行します。場合によってはブラケット矯正や、抜歯をする矯正へと移行する場合もあります。

 
 
 
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