1.鼻炎等で100%口呼吸の場合は耳鼻科に行く
完全に鼻で呼吸ができない人はまず耳鼻科での治療が必要です。アレルギー性鼻炎、蓄膿症等の治療を行いある程度鼻の通りをよくする必要があります。また、虫歯などによって副鼻腔炎(ふくびくうえん)を起こし、鼻が詰まっている場合は歯医者での治療が必要です
2.寝るとき唇にテープを貼る開口器 歯科
通販等で売っている鼻呼吸テープというものがあります。鼻につけるものではなく、夜寝るときに唇を閉じるために使うものです。唇を閉じる意識を付けるためには効果的です。
3.多少苦しくても鼻で呼吸し、鼻の機能を活性化させる
鼻呼吸が多少出来るようなら、無理してでも鼻呼吸を行います。まず鼻呼吸を意識しながら日常の生活を行います。次に軽い運動をした時もできるだけ鼻呼吸をし、始めは鼻呼吸の割合が10%程度でも意識して行なうとその割合は増えていきます。
4.睡眠時無呼吸症候群用のマウスピース歯 led ホワイトニング
睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースは、上下のマウスピースを固定した装置です。前歯の部分に隙間がありますが、この隙間を徐々に小さくしていくことによって、鼻呼吸の割合を増やしていきます。睡眠時無呼吸用のマウスピースを作製する場合は呼吸器科の依頼書が必要です。保険診療で1万円程度です。依頼書等ない場合は自費診療となり3~5万円程度です。
5.子供の口呼吸と出っ歯を改善するマウスピース矯正
子供の歯並びは舌や口の周りの筋肉、そして呼吸の仕方によって悪くなります。T4Kという装置を使いながら歯並びを悪くしている原因を根本的に治療をする方法です。これにより口呼吸と歯並びを同時に治療していきます。
6.緩んだ口の周りの筋肉をトレーニングするMFT
口呼吸の方は口をいつも開けているため、唇が反って、筋肉が弱い方が多いです。口腔筋機能療法MFT(Myofunctional therapy)とは、舌や口の周りの筋肉を正しく使えるように練習することです。歯医者では矯正治療の一部として行っているところが多いようです。MFTを行うことによって口の周りの筋肉を鍛え、しっかり口が閉じられる力をつけていきます。
7.上顎と鼻腔を拡げ鼻の通りを良くする拡大床
小学生までの年齢であれば上顎を広げることによって鼻腔を広げることができます。上顎と鼻腔はつながっています。狭くなってしまった上顎を矯正装置によって広げ、一緒に鼻腔を広げることによって鼻の通りがよくなります。