ホワイトニングの効果には個人差があり、すぐに真っ白になる人もいれば、なかなか白くならない人もいますが、何回もホワイトニングを繰り返していれば必ず白くなります。
(歯に何か特別な事情がある場合を除きます。ホワイトニング効果の持続期間はその人の生活環境(歯磨き・食生活など)にもよりますが、通常、半年~1年程度です。
ホワイトニングは、歯の表面のエナメル質を変質させることで白くする施術。しかし、変質させられたエナメル質は、自己修復力によって元に戻ろうとします。つまり、歯の色も元に近づいてしまうのです。
「せっかくホワイトニングしたのに!」と思ってしまいますが、これは歯の再生能力が正常にはたらいているということ。
歯が健康である証拠でもあるので、やむを得ない現象でしょう。
歯の色の後戻りを防ぐためには、「タッチアップ」といって定期的にホワイトニングをし続ける必要があります。
また、薬剤によるホワイトニングではなくクラウンやラミネートベニアを使用して歯を白くした場合には、色が後戻りすることはありません。(ただし、ハイブリッドセラミックを使用したクラウンでは変色が起こる可能性があります)。ホワイトニング装置
ちなみに、追加でホワイトニング治療する場合、初回よりも治療時間が短くなります。ホームホワイトニングの場合、初回は2~5週間程度がかかるので、短期間で実現できるようになると、だいぶ楽になりますね。
歯に着色しやすい食べ物、飲み物を控えるなど、クリニックのアドバイスを守りながら定期的にメンテナンスをすることで、再着色しにくい歯になっていくそうです。