永久歯が生きえない!どうしたらよいでしょう?

 

通常は乳歯が抜け落ちるとすぐ下に永久歯の頭が見えてきますが、時には乳歯が抜けても永久歯が生えてこないこともあります。それは永久歯が埋伏歯になっているかもしれません。(歯科販売

埋伏歯とは生えてくるはずの永久歯が歯ぐきや顎の骨に埋まったまま、生えてこない歯のことをと言います。永久歯が埋伏歯になると噛み合わせや歯並びに悪い影響が出てしまいます。

埋伏歯の原因:

1. 歯が生えるスペースが足りない
2. 歯が生える方向に問題がある
3. 歯と骨が癒着している

埋伏歯の治療方法:

1. スペースが足りなくて歯が生えてこないときは、乳歯を少し削ったり矯正装置でスペースを拡げたりすることで自然と生えてくるようになります。

2.乳歯が残って永久歯が出てこれない場合は乳歯を抜歯します。乳歯が歯茎の中に入り込んだり、上手く根が溶けなかったりすると永久歯が出てこれないことがあります。

3. 乳歯が抜けて時間が経っても永久歯が出てこないことがあります。外傷などで早くに永久歯が抜けてしまうと、歯茎が硬くなり永久歯が歯茎を突き破って出てこれないのです。その場合は歯茎を切って、下にある永久歯の頭を出してあげます。

4.自分で奥の歯の状況をチェックする口腔内カメラをお勧めます。歯の異常に気が付いたら早めに原因を調べて対応することが不可欠です。