「口内炎」とは、口腔内の粘膜や舌表面の粘膜に生じる炎症のことです。細菌が侵入して炎症を起こて、患部は潰瘍になったり水疱になったりします。(歯科販売)
口内炎ができる原因には、口腔内に原因があるものと体調の異常が原因となっているものがあります。原因によって、5つが代表的な種類があります。
疲労や免疫力の低下が原因と考えられる「アフタ性口内炎」
強いストレスや睡眠不足などによる体調不良に伴う抵抗力の低下、偏った食生活によるビタミンやミネラルなどの摂取不足に伴う口腔粘膜の抵抗力の低下、風邪などの病気にかかることによる、体内の免疫力の低下など原因でアフタ性口内炎を起こします。
ウイルスや細菌の増殖が原因の「ウイルス性口内炎」
ウイルス性口内炎は口腔内に存在するウイルスや細菌の増殖が原因となる口内炎です。ウイルス性口内炎に多くみられる多発性の口内炎は、口の粘膜に多くの小水疱が形成され、破れてびらんを生じることがあり、発熱や強い痛みを伴うことがあります。
物理的刺激によって起こる「カタル性口内炎」
カタル性口内炎は口腔粘膜や舌を、誤って噛んでしまったり、歯ブラシで強く磨いたりして傷つけてます。カタル性口内炎にかかると、粘膜が赤く腫れて時には赤い斑点のようなものができます。また、味覚がわかりにくくなることもあります。
アレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」
アレルギー性口内炎は特定の食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こします。
喫煙の習慣によって起こる「ニコチン性口内炎」
ニコチン性口内炎は、喫煙の習慣により口の中が長期間熱にさらされることにより起こります。ニコチン性口内炎にかかると、口の中の粘膜や舌に白斑ができ、がんに変化するおそれもあります。