犬歯が八重歯になっている
犬歯は上顎で生えてくる順番が遅いために外に押し出され八重歯のようになることが多いです。上顎の歯の生えてくる順番は6歳臼歯、前歯、小臼歯、犬歯の順番です。犬歯が一番最後の生えてくるために歯が並ぶ隙間がなくなり、外側に追いやられ八重歯になることが多いのです。ストレートハンドピース
治療法
歯列矯正で歯並びを治す必要があります。八重歯がひどい場合は八重歯の後ろの第一小臼歯という歯を抜歯して、犬歯を並べます。小臼歯には第一と第二があり同じような形の歯のため犬歯ではなく、第一小臼歯を抜歯します。また、犬歯は顎の動きにとって重要な歯のため、八重歯になった犬歯でも抜歯しないことが多いのです。
犬歯が変なところから生えてきた
犬歯の卵の位置がずれてしまうと犬歯が変なところから生えてくることがあります。犬歯の歯胚(しはい)という犬歯の卵は上顎の奥の方にでき、そこから徐々に歯茎の方に下がってきます。そのため歯胚の位置がずれてしまったり、出てくる方向が間違ってしまうと、犬歯が変な方向から生えてきます。コントラアングル
治療法
歯列矯正で犬歯の位置を改善します。全体的な歯列矯正や部分矯正によってずれてしまった犬歯の位置を移動させます。他の歯に悪影響を及ぼす場合には犬歯を抜歯することもあります。
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